袋井 笠原地区について

笠原地区、岡崎には縄文時代の遺跡があり、約1万年前より人が住んでいました。
14世紀の南北朝時代には京都の領主にお茶を上納した記録が重要文化財「師守記(もろもりき)」に残っています。
江戸時代末期の村役人の日記には、「岡崎に茶つみに行く」と書かれていたり、
「茶部屋(茶工場)で客人とお酒を飲んだ」と書かれており、お茶が身近にあったことがわかります。
明治期になると、お茶の海外輸出が盛んになり、「粗悪茶」というものが大きな問題になりましたが、
そのときでも、笠原地区のお茶は内国博覧会で褒状、アメリカのシカゴ万博で優秀賞を賜り、
優良なお茶を生産していたことがわかります。
土壌が礫層であり、水はけが良いため、清涼感のあるお茶ができます。
また、日射時間が長く葉肉が充実するため、良い茶葉が育ちます。
現在は、深むし茶が中心で、のどごしのすっきりとした「きれ」が特徴で、清涼感とこくのあるお茶です。

お茶畑の現在の様子をご覧ください

美味しいお茶の育て方

お茶を育てるには光と温度と水が重要です。
降水量は1年間で1,600mm〜1,800mmが適量であり、特に成長期の4〜6月に必要となりますが、
2月の寒い時期から4月の春先にかけてと、梅雨明けから9月の初めにかけても適度な降雨があることが望ましいです。
温度については年平均気温が14〜16℃程度が適温です。
冬の時期には-15℃になると葉枯れを起こしてしまうため、-5〜-6℃程度が適温で、
夏の暑い時期には40℃を超えると高温障害を起こしてしまうため、最高気温が40℃を超えないことが望ましいです。